質問と回答

カテゴリ 税金
質問項目 「個人申告でも、赤字を翌年度に繰り越すことができるのでしょうか?」
質問内容 築古木造物件の場合、減価償却費を活用して所得圧縮および還付を受けることが可能と理解しておりますが、所得控除しきれない部分は翌年度に繰り越すことができるのでしょうか。法人税ですと、欠損繰越制度がありますが、個人申告の場合にも可能なのでしょうか。
回答内容 個人申告には、大きく分けて3種類あります。「白色申告」「青色申告10万円控除」「青色申告65万円控除」です。この中で、赤字を翌年に繰り越せるのは、「青色申告10万円控除」「青色申告65万円控除」の2つです。

※ただし、白色申告においても、変動所得や被災事業用資金の損失に限っては、損失を繰り越すことが認められています。

白色申告を青色申告に切り替える方法はとっても簡単。個人でももちろんできます。管轄する税務署に、「所得税の青色申告承認申請書」を提出すればいいだけです。ただし、「青色申告65万円控除」については、“事業規模(5棟10室以上)”という要件を満たしている必要があります。


ポイントとしては、不動産を所有して家賃収入を得られるようになったら、規模を問わず「青色申告」にすることをオススメします。赤字の繰り延べなどの節税メリットが大きくなるからです。

また、質問の主旨とは離れますが、家賃収入を得られるまでは、それまでにかかった費用(書籍代、交通費など)のレシートはすべて保存しておくことをオススメします。それらの費用は、「開業費」として、ずっと繰り延べることができます。そして、黒字になった時に、それまで貯めてきたレシートを、すべて経費扱いできます。

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