質問と回答

カテゴリ 契約
質問項目 「プロパンガス会社と契約を結ぶにあたって、中途解約の縛りの条項は仕方がないのでしょうか?中途解約の期間や内容はどの程度が妥当なのでしょうか?」
質問内容 ななころ事務局御中

いつも大変お世話になっております。1つ質問です。

 新築物件のエアコンと給湯器をプロパンガス会社に無償貸与してもらうことになりましたがプロパンガス会社とその契約を結ぶにあたって中途解約の縛りの条項が入っていました。

 これは致し方ないことなのでしょうか?また、中途解約の期間や内容はどの程度が妥当なのでしょうか?

例えば保有して5年ほどで物件の売却を検討した際にこの契約が縛りとなるようで嫌なのですが。

ちなみに今回のガス会社との契約書では、以下の通りとなっております。

「3.残存価格算定 10年定額償却方法による次の算定式によって求めるものとする(損害賠償)
A-(A×経過月数÷基準月数)=残存価格(Aとは上記2の合計金額、基準月数とは第2条の貸借期間)」

ご回答お待ちしております。
回答内容 ご質問ありがとうございます。とても良いご質問です。
わたし達大家にとっては、プロパンガス会社は上手に付き合っていきたい業者の1つですからね。

 プロパンガス会社と契約する際の「中途解約の縛りの条項」についてのご質問ですが、結論からお答えすると、中途解約の条項は通常入ってくるものです。

 給湯器の無償貸与とする代わりに、何年間かガスを使ってもらわないとガス屋さんが損してしまからです。携帯電話の契約と同じです。携帯電話各社が、2年縛りとする代わりに、端末代を実質無料としているのを考えると分かりやすいと思います。

 また、「物件を売却する際にこの契約が足かせになるか?」ということですが、「ガス会社を引き継ぐことが条件」というような文言が、売買契約に含まれてきます。

 ガス会社の縛りは無い方が売却しやすいことは確かですが、買主もそのことを了承した上で買う場合も多いです。また、ガス会社を変える場合でも、違約金や残代金を変更後のガス会社が肩代わりしてくれるケースも多いです。

 ただ、ガス会社と契約する際の注意のポイントとして、2つあります。

1. 中途解約時の条件は?

 ご質問頂いた通り、中途解約時の条件は気にされると良いでしょう。違約金や残存価格算定の計算式を確認することになります。
ではいくらが妥当な金額なのか?というご質問の件ですが、ガス会社やエリアによっても違うケースがあります。「一般社団法人プロパンガス料金適正化協会」という団体がありますので、相談されると良いでしょう。
・一般社団法人プロパンガス料金適正化協会 http://www.propane-gas.or.jp/

2.入居者のガス料金は?

 給湯器を無償貸与し、さらにはユニットバスやエアコン、TVモニタフォンなども無償で対応してくれるガス会社もあります。さらにさらに大型の物件やある程度の規模の大家になると、お金までくれてしまうガス会社もあります。

 ただ、喜んでばかりもいられません。その設備やお金が、入居者のガス料金に上乗せされているということも少なくないからです。相場よりもかなり高い料金になってしまっていると、入居募集に影響したり、クレームまで発展してしまうケースもあります。
 入居者のガス料金がいくらなのかを把握しておくと良いでしょう。

 ガス会社と契約する際は、なるべく複数の業者に相談してみて、適正な価格を見極められるようにしておくようにしましょう。ライフデザイン実現に向けてがんばってください!以上、参考になれば嬉しく思います。


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