質問と回答

カテゴリ 融資
質問項目 「抵当権と根抵当権はどうちがうのでしょうか?」
質問内容 抵当権と根抵当権はどうちがうのでしょうか?また、どちらとも選択できる場合は、ど
ちらを選んだ方が良いでしょうか?
回答内容 こちらも基礎的な内容ですが、とっても重要なご質問ですね。根抵当権といえば、極度
額を設定し、その極度額までであれば、簡易な手続きで何度でも借り入れをすることがで
きるというものです。

普通の抵当権であれば、借入するたびに登記をする必要があるのですが、根抵当であれ
ば、借入の度に登記する必要がありません。例えば、1000万円借りて、返済が進み、残高
が800万円になっていたとすると、簡単な手続きで200万円を借りることできます。これは
大きなメリットです。

一方、根抵当権には、もちろんデメリットもあります。まず一つ目のデメリットとしては、新
たに他の銀行から融資を受ける場合、たとえ返済が進んでいたとしても、残高ではなく、設定し
た極度額で借入しているとみなされることがあるということです。カードローンと同じですね。
これが、住宅ローンの借入時に引っかかる可能性もあります。

次のデメリットとして、金融機関などによりますが、借入額の1.2倍の極度額を設定するこ
とが通常のようです。そのため、もちろん抵当権設定の登記費用も1.2倍かかってきます。
また別のデメリットとは、同じ金融機関から別の借り入れ(普通抵当権)があり、そちらの借
入返済が困難になった場合、「根抵当権を設定している側」の不動産を売却し、そこから得られ
た資金で、「借入返済が困難になった側(普通抵当権)」の借入を返済をしなくてはなりません。

ちょっと痛いですね。

以上のメリットデメリットを考えていくと、1000万円ぐらいの借り入れ(その人の資金背
景にもよる)であれば、使い勝手のいい根抵当権で借入をするのもありだと思います。

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