質問と回答

カテゴリ 保険
質問項目 「火災保険の保険金はいくらに設定すればいいでしょうか?」
質問内容 質問というか、ご意見伺えれば助かります。

火災保険の更新で、保険金をいくらに設定しようか迷ってます。再建築価格だと 1 億く
らいですが、ローン残債は 6 千万円くらいなのでどちらで設定したら良いかご意見伺えれ
ば助かります。宜しくお願いします。
回答内容 とても良いご質問ですね。物件を購入すると、ほとんどのケースの場合、火災保険に入る
(入らせられる)ことになります。そして、いくらの保険金を設定するかは意外と重要な
ので、頭を悩ませている方も多いのではないでしょうか。

たとえば、5000 万円の建物に 2500 万円の保険金額しか掛けていない場合、建物の価値に
満たない保険しか契約していないとみなされ、半焼で 2500 万円の損害があっても、保険金
は 2500 万円より削減されてしまいます。
そこで、ご質問者さんのステージや状況や考え方、
建物の構造や築年数に応じて金額を設定するのが良いと私は考えております。

1. ある程度資金に余裕がある or 次の物件購入はしばらく先

こういう方は、最大限の保険金額(建物価値の上限額)を設定しておくといいかなと私
は考えています。なぜなら、万が一火災が発生した際、建物の構造にもよりますが、火災
が大規模だった場合、さまざまリスクが考えられるからです。

小規模な火災であればある程度の修繕費用は自分で補えますが、大規模な火災ですと、
部屋で人が亡くなっているかもしれません。周辺に多大な影響を及ぼしている可能性もあ
ります。良からぬ噂が立って、建物を再建築したとしても、入居募集で苦戦する可能性も
出てきてしまいます。建物を再建築しただけではカバーできないような損失が発生してし
まう可能性があるからです。

そういった様々なリスクにも対応できるように、なるべく受け取れる保険金は最大にし
ておいた方が良いかなと私は考えております。キャッシュフローが出ている物件であれば、
ある程度の節税目的にもなるかと思います。

2. なるべく現金を次の投資に回したい場合

一方で、まだ成長段階で、なるべく多くの現金を手元に残しておきたい人は、ある程度
のリスクを飲み込んだ上で、必要最低限の金額を設定するといいかなと思います。上記
の通り、大規模な火災が発生したらアウトという覚悟は持っておいて、小規模な火災の
際に対応できればいいという考え方です。そして、ある程度物件を購入して、資金に余
裕ができた段階で、設定金額の見直しをするといいかなと思います。
以上、参考になったかどうかは分かりませんが、私が一番心がけているのは、「中途半端
にはしない」ということです。みなさんのステージに合わせて、最も効果的なものを選択
するのがいいのかなと思います。

ちなみに、私は「2」の方で、なるべく手元に現金を置いておきたいので、保険金は最低
限のところを選択しています。所有する物件が築古の RC と重鉄だからという理由もありま
すが、ある程度のリスクを取っていくステージだと考えているからです。




※「火災保険の設定金額について(基本)」オールアバウトより

火災保険を契約するときには、まず契約する建物が現時点でいくらの価値があるか、保険
会社や代理店に評価してもらいます。そしてその金額が最大支払額となるよう、保険金額
を設定するのが基本。火災保険の目的はそもそも、建物の価値を上限として、損害を受け
た分の「穴埋め」をすることですから、生命保険のように、自分が必要と考える金額を自
由に設定できる仕組みの保険ではありません。

たとえばの話ですが、評価額が 2000 万円の建物に、4000 万円の火災保険金額を設定して
いたとしましょう。ところが、この契約から受け取れる保険金は、4000 万円ではなく、最
大でも 2000 万円です。これは複数の保険会社や共済団体の契約がある場合も同じ。それぞ
れの契約が 2000 万円まででも、合計すると 4000 万円あるといったケースでも、受け取れ
るのは原則として総額 2000 万円までとなります。

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