質問と回答

カテゴリ 税金
質問項目 「築 32 年の鉄骨造の建物をリフォームした場合、減価償却は何年取れるのでし
ょうか?」
質問内容 築 32 年の鉄骨造をリフォームする予定なのですか、リフォームをした部屋を貸し出す場
合、原価償却は何年とれるのでしょうか?建物の 60%程度をリフォームして残りはそのまま
の状態です。40%の部分と 60%の部分の原価償却の計算方法を知りたいです。
回答内容 まず始めに、些細なことなのですが、「原価償却」ではなく「減価償却」です。また、私
は税理士でも税務署の人間でもありませんので、あくまでも不動産投資家として回答させ
て頂きますので、あらかじめご了承ください。

ご質問の意図が 2 通りに取れるのですが、ご質問者さんがごっちゃになっているかなと感
じます。建物の減価償却と、リフォーム代のような修繕費の減価償却は別物となります。
ですので、「築 32 年の鉄骨造の建物を購入した際、減価償却は何年取れるか?」と「リフ
ォーム代にかかった費用は、何年で減価償却するのでしょうか?」というご質問に分けて、
回答していきます。

まず、「築 32 年の鉄骨造の建物を購入した際、減価償却は何年取れるか?」というご質
問についてですが、軽量鉄骨か重量鉄骨かによっても年数が変わってきます。計算式は下
記の通りです。軽量鉄骨は法定耐用年数が「27 年」なので、1 の計算式。重量鉄骨は法定
耐用年数が「34 年」なので、2 の計算式になります。

<1.築年数が耐用年数を超えている場合>

耐用年数=法定耐用年数×20%

【具体例】木造の建物(耐用年数 22 年)で耐用年数を超えている場合
木造の耐用年数 22 年×20%=4 年

<2.築年数が耐用年数の一部を経過している場合>

耐用年数=(耐用年数-経過年数)+経過年数×20%

【具体例】RC の建物(耐用年数 47 年)で 10 年経っている場合の耐用年数
37 年(RC の耐用年数 47 年-築年数 10 年)+2 年(築年数 10 年×20%)=39 年

詳しくは、不動産投資専門の税理士を自称する「叶温(かなえゆたか)」さんの、ノムコ
ムのサイトに掲載されているコラムが分かりやすいので、ご紹介しておきます。
「第 2 回 魔法の経費!減価償却費で税金をコントロールする!」

そして、「リフォーム代にかかった費用は、何年で減価償却するのでしょうか?」という
ご質問に対してですが、「資本的支出」か「修繕費」かによって、減価償却するか経費に
するかが変わります。もっというと、そもそも減価償却した方がいいのか、経費にした方
いいのかについても、ご質問者さんの事情によっても変わってきます。

なお、リフォーム代にかかった費用を減価償却する場合は、リフォーム内容や設備によっ
てそれぞれ減価償却する年数が決まっていますので、それぞれの年数を当てはめて減価償
却していきます。最初慣れてないと税務申告が結構大変です。。。

ちなみに、修繕費の減価償却は、リフォームをした部分のみとなりますので、リフォーム
をしない 40%の部分は減価償却できません。

こちらも、詳しくは不動産投資専門の税理士を自称する「叶温 」
(かなえゆたか) さんの、
ノムコムのサイトに掲載されているコラムが分かりやすいので、ご紹介しておきます。
「第 3 回 リフォームした費用は一括で経費にできる?修繕費をうまく活用する方法!」




以上、参考になったかどうか分かりませんが、もしもっと詳しく質問したいようでしたら、
文章だけでは伝わりづらいので、税理士にご相談いただくか、ライフデザイン実践会のグ
ループコンサルの際にご質問していただくことをオススメします。

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