質問と回答

カテゴリ 法人
質問項目 「節税目的で法人を立てて妻を代表にするのは有効な方法でしょうか?」
質問内容 ななころさん、こんにちは。メルマガ毎度楽しみにしております。

私は現在サラリーマンで扶養家族にしている妻子がいます。今後、不動産を購入しサラ
リーマン大家さんを始めようと計画し法人を設立しようと考えております。その際に妻を
代表として立て例えば月給 8 万円程度を人件費として計上出来たとしたら、私の扶養から
は外れてしまいますか?余計な事をせず私が代表をするべきでしょうか?

ななころさんの私見をお聞かせ頂ければ幸いです。よろしくお願いします。
回答内容 とても良いご質問ですね。法人を設立して不動産購入していくのは戦略上とても有効なこ
とだと私も考えています。

さて、ご質問の件ですが、法人を立て、奥さんを代表にして、役員報酬を 8 万円程度(年
間収入 103 万円以下)に抑えておけば、扶養から外れることはありません。しかし、あま
りメリットがないと私は考えます。法人の設立についても再考する必要がありそうです。

法人設立の目的としては、主に3つの目的があります。「①節税 ②リスクヘッジ ③融
資」の3つです。今回の場合、ご質問者の法人設立の目的は「①節税」かと思います。ご
質問者さんは、年間どのくらいの給与収入があり、どのくらいの規模の物件を取得し、ど
のくらいの期間でどのくらいの規模まで拡大しようとしているのでしょうか?

もう少し詳しくお聞きしないと的外れな回答になってしまいそうですが、まだ物件を持っ
ておらず、これから初めて物件を取得していくということでしたら、今回は法人設立をし
ても節税効果があまりありません。むしろ法人設立することによって、法人の維持だけで
最低でも年間 20 万円ぐらいかかることを考えるとむしろマイナスになる可能性もあります。

それでしたら、青色申告 10 万控除にして、奥さんに専従者給与をお支払いするというこ
とで節税をすることから始められるのはいかがでしょうか?扶養は外れてしまいますが、
青色申告は赤字も繰り越せるので、ご質問者さんの所得を抑えつつ効果的な節税が可能に
なるかと思います。

ただ、配偶者控除は 38 万円あるので、扶養を入れたままがいいのか、それともそれ以上
の節税効果があるのかは要検討してください。さらに言うと、いきなり 1 億円以上の物件
を購入していく場合は、この限りではありません。タイミングにもご注意くださいね。も
し分からない点があれば追加でご質問ください。

なお、私はあくまでも不動産投資家であり、税金の専門家ではないのでご了承ください。

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