不動産投資の失敗を防ぐ物件確認術、小さな違和感を放置しない|毎日3分!不動産投資メモ録 #5

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図面・設備・現地の小さな違和感を調べる不動産投資家


物件資料を眺めているとき、「あれ、ここはどうなっているのだろう」と小さな違和感を覚えることがある。

経験が浅いと、何を確認すべきかさえ分からず、そのまま話を進めてしまうこともある。私にも、11年前にその違和感を放置し、購入後になって初めて失敗に気づいた経験がある。

今回は、箱根の温泉でふと浮かんだ疑問から、物件購入で肝に銘じていることまでを振り返る。

◆1.温泉で湧いてきた疑問

先日は妻の誕生日であった。妻の好きな箱根の温泉へ行き、ゆっくりと湯につかりながら、日頃の疲れを癒やした。

風呂上がりにコーヒーを飲みながら、ふと思った。なぜ誕生日にはケーキを食べ、ローソクを立てるのだろうか。

普段なら何気なく見過ごしてしまうような疑問だが、気になったのでその場で調べてみた。

箱根の温泉で誕生日ケーキのローソクの由来を考える夫婦の棒人間イラスト
何気ない「あれ?」を、そのままにせず調べてみる。

◆2.誕生日ケーキのローソクの由来

調べてみると、その由来には諸説あるが、中世ヨーロッパの風習にたどり着いた。

当時、子どもの誕生日には悪霊が寄ってくると考えられていたという。そこで、子どもを守るために長いローソクを1本立て、一日中火をともしながら祈った。ローソクの火には、悪いものを遠ざけ、子どもを守る意味が込められていたのである。

いつも見慣れた誕生日ケーキにも、調べてみなければ分からない背景がある。小さな疑問を解消したことで、知識が一つ増えた。

◆3.些細な疑問を放置した結果

一方、不動産投資では、些細な疑問を放置したことで失敗した経験がある。

11年前、3棟目となる賃貸併用住宅を購入するときのことだ。物件資料に目を通した際、1階の間取りに、ほんの少しだけ違和感を覚えた。

しかし、当時はまだ経験が浅く、何が引っかかっているのかをうまく言葉にできなかった。「こんなものなのだろう」と考え、詳しく確認しないまま購入を決めてしまった。

失敗の出発点は、大きな判断ミスではなく、小さな違和感を放置したことだった。

◆4.購入後に気づいた失敗

購入から1年ほどたち、入居者が退去したとき、初めて部屋の中を詳しく確認した。

そこで気づいた。101号室と102号室には浴槽がなく、トイレ付きのシャワールームしかなかったのである。

しかも、部屋は約13㎡の狭いワンルームであった。狭さに加えて浴槽もないとなれば、入居者募集は簡単ではない。実際、次の入居者がなかなか決まらず、想定していた家賃収入が入ってこなかった。

賃貸部分からの家賃収入を住宅ローンの返済に充てる計画だったため、その見込みも崩れてしまった。

13平方メートルの101号室と102号室に浴槽がないことを図面と現地で確認する大家の棒人間イラスト
図面の違和感を確認しなかった結果、購入後に浴槽がないことへ気づいた。

◆5.肝に銘じたこと

この失敗以来、どれほど小さな疑問でも、そのままにしないと肝に銘じている。

分からなければ調べる。資料だけで判断せず、現地、図面、設備を照らし合わせる。聞きにくいことであっても、納得できるまで確認する。

不動産は金額が大きい。中には、現地を十分に確認しないまま、あるいは曖昧な理解のまま購入してしまう人もいる。しかし、購入後に気づいても取り返しがつかないことがある。

小さな違和感は、失敗を防ぐための最初の警報なのだと思う。

不動産投資で小さな違和感を放置せず図面・設備・現地を確認する流れをまとめたA4レポート
買う前の確認手順を、A4縦1枚に整理した。

音声で聴く|毎日3分!不動産投資メモ録 #5

今回の内容はStandFMでも聴くことができる。

◆6.編集後記

小さな疑問を一つずつ解消していくと、知識と経験が積み重なり、同じような失敗は少しずつ減っていく。

ただし、経験が増えるほど新しい疑問も増えていく。それもまた、不動産投資の面白さなのだと思う。

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原文:楽待「不動産投資で失敗しないために肝に命じていること」

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この記事を書いた人

30歳ど素人サラリーマンが不動産投資に挑戦して大失敗|地元では有名な○翼のボスの所有する手を出してはいけない物件だった。。|現在4棟40戸+5店舗所有|年間家賃収入2500万円|2012年脱サラ|投資家の集まるコミュニティを10年以上運営|不動産投資を手段の1つとして人生を自由に描くをモットーに活動中!|