【第6話】競売で見つけたマンション1棟、たったの290万円!?

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※この記事は実際の不動産体験をもとにしていますが、多少アレンジした「フィクション」として楽しんで頂けると幸いです。
目次

◆月15万円以上貯金した方法

 新居は分譲仕様の良いマンションの最上階に、「特優賃」制度を利用して家賃補助のあるお得な家賃で住むことができるようになった。賃貸に住むことで会社からの家賃補助も継続される。

 これで家賃負担を大幅に軽減することができるようになった。少しでもタネ銭を増やしたい!収益物件を買うために、その他にも徹底的に支出を削減するために努力した。

 たとえば、わたしはコーヒーが好きで毎日カフェで買って飲んでいたが、インスタントドリップコーヒーにした。これで1杯500円→20円ほどに節約できる。妻も積極的に協力してくれて毎日お弁当を作ってくれた。1食500円〜1000円→0円の節約になる。

気がつかないうちに使ってしまう少額のお金のことを「ラテマネー」と呼びます。名著「自動的に大金持ちになる方法」には、1杯10ドル程度のカフェラテを節約して投資に回すことで、40年後には約2億円になる例が書かれています。

 また、不動産投資関連の本はなるべく図書館で借りるようにした。東京都の図書館はとても便利で、最寄りの図書館に読みたい本が無くても、都内中の図書館から取り寄せができる。それでも無い場合は注文依頼をすることもできるため、読みたい本はほぼ読めた。

 こうしたコツコツした工夫で月15万円以上の貯金することができた。いつかお金の制限から開放される日を実現するために、今はお金の制限を課させる生活を楽しむように工夫した。

<月15万円貯めるためにやったこと>

・朝コーヒーを買わない
・ランチはお弁当
・飲み会はお付き合いでいかない
・コンビニには行かない
・自動販売機で飲み物を買わない
・携帯電話は格安携帯を使う
・書籍は図書館で借りる
・洋服や靴は必要最低限
・不用品はすべてヤフオクで売る

◆ついに出会った運命の物件!?興奮

 新居での節約生活をスタートしてはや数ヶ月。毎日サービス残業で遅かったが、この日は珍しく仕事を早く切り上げて、家でサッカー代表戦を観戦しながら、いつものように物件検索をしていた。

 競売物件もくまなくチェックする。関東の裁判所に掲載されている物件を、東京地方裁判所立川支部から順番にチェックしていき、水戸地方裁判所の物件をチェックしていた時だった。一つの物件に目が止まった。

1棟マンションが「290万円」!?

「売却基準価額」とは不動産鑑定士の評価をもとに算出された金額です。一方、「買受可能価額」とは売却基準価額の2割減の価格で、この金額以上で入札してくださいという金額です。

 また、「買受申出保証額」というのがありますが、これは入札時に支払う保証金です。落札できなければ返金してもらえます。落札できた場合は買受金額の一部に充当されます。

 TVの向こう側で盛り上がっているサッカーの歓声は一切耳に入らない。まるで時が止まったかのようだった。一瞬自分の目を疑ったが、間違いない。すごい物件を見つけてしまった。

 小ぶりだが鉄筋コンクリート造の7戸の1棟マンションが、300万円以下という売却基準価格で出ている。場所は茨城県日立市、日立製作所で有名な企業城下町だ。思わず大声あげてしまった。

えっ?ほんと?あった・・・!??
あたっ、あったー!

 「これは運命の物件に出会えたかもしれない・・・」。焦る気持ちを抑えながら、恐る恐る詳細情報を見ていくと・・・

(第7話につづく)


◆編集後記

 不動産投資が一般的になり、「なかなか安い金額で落札できなくなった」と言われる不動産競売ですが、わたしは今でも競売物件を時々チェックしています。今でも一般市場よりも安い金額で購入できるチャンスはあるからです。

主に銀行への返済が滞って差し押さえられた不動産が「競売」に流れます。一方で、税金等の支払いが滞って差し押さえられた不動産は「公売」に流れます。公売にも時々とんでもない物件が出ていたりしますよ!

 また、わたしが不動産競売の好きな理由の一つとして、「一般市場では買えない金額で物件を購入できる」という理由の他に、「購入する金額を自分で決められる」ところです。

 通常、一般市場で出ている物件を、自分の購入したい金額で購入しようとすると、売価よりも安い金額で購入したい場合は、「指値」をすることになります。あまりにも無茶な指値をし過ぎると、業者に嫌われ相手にしてくれなくなりますし、売主さんから激怒されてしまうこともあります。どうしたって、遠慮が出てしまいます。

 一方で、競売の場合は、もともと市場価格よりも安い金額に設定されている上に、一切遠慮せずに自分で決めた金額を打診することができます。「買受可能価額」以上の金額であれば、いくらでもOKなのです。だから、落札されたらラッキーぐらいの勢いで、遠慮せずに自分で金額を決めて、どんどん入札することができるのです。

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この記事を書いた人

30歳ど素人サラリーマンが不動産投資に挑戦して大失敗|地元では有名な○翼のボスの所有する手を出してはいけない物件だった。。|現在4棟40戸+5店舗所有|年間家賃収入2500万円|2012年脱サラ|投資家の集まるコミュニティを10年以上運営|不動産投資を手段の1つとして人生を自由に描くをモットーに活動中!|

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